フリルビオラ10数鉢、春のベランダが満開に
多摩市の団地スタジオ「フォトクレイン」のベランダは、今まさに春の花で埋め尽くされています。
フリルビオラが10数鉢。小さくても存在感のあるフリルの花びらが、ベランダをにぎやかに彩っています。ビオラは育てやすく、寒い時期から長く楽しめるのが魅力。毎年苗を買いに行くのが楽しみで、何件もの園芸店を周ります。気に入ったものを買ってくるのですが、同じような色ばかりになってしまいます。並べてみると、パープルや薄いピンクが多いことに気が付きます。同じような色でも本当に個性豊か、どれも楽しい、美しい。
ラナンキュラスラックスの夏越し、3年目でついに成功
4年前から育て始めたのが、ラナンキュラスラックスです。光沢のある花びらが美しく、一度見たら忘れられない存在感があります。
ラックスは球根植物で、夏越しが難しいことで知られています。最初の2年は失敗続き。それでも諦めず、毎年新たな苗をいただきながら育て続けた結果、3年目の今年、ついに半分の夏越しに成功し、3鉢が開花しました。
神代植物公園で出会った「ランドセルシリーズ」
先月、神代植物公園を訪れた際、思わぬ出会いがありました。驚くほどリーズナブルな価格のラックスの苗を発見し、カメラ機材を抱えながらも2鉢を連れて帰りました。
これは「ランドセルシリーズ」と呼ばれる品種で、茎が少し太いのが特徴。開花すると見事な赤色で、「なるほど、ランドセルの名前の由来はこれか」と思わず納得しました。
世田谷の商店街で「目が合った」2鉢
さらに、よく立ち寄る世田谷の商店街にあるオーガニック食品店の店先でも、ラックスと目が合ってしまい2鉢を追加。気づけば今年は計7鉢のラックスが並ぶことになりました。
夏の暑さが年々厳しくなる中、今年の夏越しがどうなるか心配な面もあります。それでも、セロリのような葉がぐんぐん伸び、花芽がついて蕾がふくらんでいく過程は、何度経験しても言葉にならない大きな喜びがあります。
水やりから始まる朝が、スタジオの一日のスイッチ
ベランダへ出ることが、自分を整えるルーティンになっています。水やりをしながら小さな変化に気づく時間は、どんな朝でも気持ちを前向きにしてくれます。
今朝は水やりのあと、思い切ってラックスの「ティーバー」という品種を全部カット。スタジオのウィンドウに飾ってみると、光を受けた紫色のはなびらがとても美しく、思わず写真を撮りました。
明日のお客様に喜んでいただけるといいな、と想像しながら過ごす時間は、小さな幸せに満ちています。